本業である、木工屋の仕事をこなす自慢の工場。
未だ中古機械達のローンはたくさん残っていますが^^;;、プロ用の大型木工機械が詰め込まれています。
主に、住宅用ドア（建具）や障子、オーダー家具などを制作します。
カホンも初期工程はこの工場で作ります。
　〜カホン制作工程〜
　　部材の切り出し〜接着（プレス機にかけます）
　　「箱」へ組み立て、（側板、底板、天板、背板（サウンドホールのあいたヤツ）などを接着組み立て。
　　補強材（体重を支え打面の変形を防ぐ十字架）の切り出し、接着など
　　各部面取り。　カホンの全面?!の角を適切なＲに切削加工。
　　打面材の切削研磨による厚み調整→ボディとのフィッティング、仮ネジ留め

　　上記工程を高精度に加工できる、自慢の工場です^^　
　　もちろん、高精度に加工した材料を「私の手」で組み立てますので、微細な誤差はあります。
　　でも、そういう、アナログな所が手作り品の良いところだと思いますし、
　　「気持ち」や「思い」を乗せられる部分でもあります。　　　　　

　　

どちらかといえば、今までは趣味のスペースとして利用してきた場所。
今まで、倉庫代わりに利用していた場所を「一部」片付けて夢の工房化へ向けて徐々に移行中。
今では、たま〜に仲間達との工作や木工教室の場として利用することが多いです。
　
更に、エアー設備を充実させ、3分の１の空間は塗装ブースにし、塗装の品質アップにも努める。。

カホンの仕上げ工程はココでします。

〜カホンの制作工程〜
　　各部のペーパー掛け（サンディング）　
　　着色　→　軽〜くサンディング
　　目止め材の塗布　→ サンディング
　　ウレタンクリア（つや消し）の塗布　→　サンディング
　　ウレタンクリア（つや消し）の塗布　→　サンディング
　　ウレタンクリア（つや消し）の塗布　→　サンディング

　　と、仕上げまで最低でも５回の塗装工程があります。。

　　響き線のギミックの取り付け　（響き線＆ペグなど）

　　打面を固定して試奏　→　各部の調整　　の繰り返しにて
　　満足できたらやっとこさ「完成」！！

施設名を考えていたら、みんなが勝手に「ＨＭ（エイチエム）ギャラリーと呼び出して、なんとなくそんな名前に決まりそうな展示室。
もともと、前のオーナーがカーテンの展示室として使っていた所を買い求め（怒涛の２５年ローン）展示室＆ギャラリーとして利用しています。

壁面の飾り棚には、歴代の試作品達が飾られいつでも試奏できます。
スタンダードなカホンから、亜種系カホンまでさまざま。　
今後、創作意欲がわいてきたら種類が増えるかもしれません^^
また、こちらで製品の販売も行っていますよ。

また、この建物はなんと音響（ＰＡセット）も装備していて、バンドの練習や楽器練習をはじめ、
各種カルチャースクール、パーティー用の会場等に貸し出しもしています。